育児休暇を制度として導入している企業は増えつつあるが、育児休暇後の復帰支援プログラムまできちんと整備している企業は少ないと聞く。

育児休暇が終了する数週間前(早いところだと一ヶ月前)から、夏休みの登校日のように現在の会社の状態や職場の雰囲気、復帰後のポジションなどについて事前に確認したり、徐々に短い時間ではあるが出社回数を増やしていったりなどは職場復帰しやすい工夫である。
特に長期の育児休暇の場合において、「明日からまた以前のように働いてね!」と言われてもそれは難しい。
また育児休暇に入る前にはきちんと復帰時のポジションや給与、働ける時間帯などを事前に合意しておくことでスムーズな職場復帰になるのだが、このあたりも曖昧な企業が結構存在する。

育児休暇後に一度も出社することなく退職なるケース、数回出社してから退職するケースも復帰プログラムが整備されていれば退職に至らないものもあるはずだ。
本当に復帰するんだったらその時に考えればいいか!?、と言う対応が退職者を生み出すことに拍車を掛けているのではないだろうか?

うわべだけの対応はかえって双方にとって不利益であり迷惑である。
育児休暇制度を導入するのであれば、きちんと復帰プログラムまで整備して、意味のある制度として確立することが経営者の務めである!