働き方改革の中で目標・改善として「生産性の向上」という言葉をよく耳にしますが、「生産性の向上」とは何を指しているのでしょうか?

製品を製造・販売する業種にとっては製品を効率よく製造・販売するということになるのでしょうが、顧客のニーズを満たしていない製品を効率的に生産しても売れるはずがなく売上に繋がりません。
生産性の向上という言葉は単に製造・販売することではなく、顧客のニーズにあった製品の開発という製品を見直す根本的な部分を指す言葉と言っていいでしょう。

製品を製造しない業種、例えばサービスを提供する仕事においての「生産性の向上」とは、サービス品質の安定化・向上による顧客満足度の向上が「生産性の向上」になります。

どちらも単に仕事の効率化だけでは達成することは難しく、仕事の仕方・手順などを抜本的に見直す必要に迫られることが多く、「生産性の向上」という一言で済むものではないことを理解されていない経営者が多く見受けられます。

過去の成功事例と実績が邪魔をして新しいやり方を取り入れられないといった事例も多く見てきましたが、それを乗り越えられないと企業としての未来がないことを自覚できないと「生産性の向上」に取り組むことはできないのです。